永久抹消登録に必要な書類

面倒な手続き必要書類の確認はお早めに!! 商社に勤める主人の海外赴任に伴い、忙しい主人に代わって私たちの所有する自動車の抹消登録手続きをすることになってしまった私。自動車には全く詳しくなく、さらに今まで箱入り娘として育ち、こういった雑事に関わらずに来てしまったせいでどういった手続きを踏み、書類を揃えれば自分たちの車を廃車にできるのかすら分からなかった私ですが、様々な情報を集め、自分なりに勉強しているうちに、なんとなく手続きの概要や必要書類がわかってきました。海外赴任がかなり長期間に渡ることを考えて、まずは永久抹消登録の手続きについて学び、必要な書類を揃える準備を始めました。
私たちの所有する車は普通車のセダンで、カテゴリーから言えば高級車の部類に入るものですが、主人が昔から大切に乗ってきたものなので年式がかなり古いのです。
ですから下取りに出すという選択肢は初めからなく、自分たちの手で廃車手続きを行ってその姿を見納めたいと思ったことも自分で登録抹消手続きを行う動機になったのでした。
登録抹消手続きには車両の解体証明が必要であるということを知った私は、急いで解体業者を探すと同時に必要書類の準備にかかりました。

登録抹消手続きに必要な書類

調べたところ、登録抹消手続きに必要な書類は

自動車検査証|取り外した前後のナンバープレート|印鑑証明書|印鑑証明書の印鑑|自動車リサイクル件に記載された「移動報告番号」および「解体報告がされた日」の確認

その5 は正式には必要書類ではありませんが、どちらも永久抹消登録申請書に記載が必要な事項なので、必ず確認を取っておくことが大事であるということがわかりました。
さらに今回、主人名義の自動車を妻である私が代理人として永久抹消登録を行うので、印鑑証明書の印鑑を押印した委任状が必要になります。
そして、今回の私たちのケースでは自動車車検証に記載されている所有者、つまり主人の住所が転居によって変更になっているので自動車検査書の記載内容から現在までの変更内容は確認できる書類、例えば住民票や戸籍謄本、いずれも発行3ヶ月以内のものが必要になります。
これは例えば結婚などで苗字が変わった所有者の場合も必ず必要になるので注意が必要になる部分だと感じました。また、私たちの自動車は、次の車検まで1ヶ月以上残っているので自動車重量税の還付申請も行うことができます。
この自動車重量税還付申請に必要な書類は

所有者の実印もしくは実印が押された委任状|申請代理人の印鑑|所有者名義の還付金受領のための振込先情報

以上が必要になります。しかも、自動車重量税還付申請は永久抹消登録と必ず同時でないとできないので、確実に還付を受けるためにきちんと準備が必要なようです。
私は一つ一つ漏れのないようにチェックリストを作り、廃車手続きの準備を進めました。