「水没」は車の天敵!!でも、決して諦めることではありません。台風や洪水など、自然の猛威によってダメージを受けたクルマ。天災は、頭ではわかっていても、被害にあったクルマを費用をかけて処分することは、なかなか割り切れないものです。ですが、黙って泣き寝入りする必要はありません。水没被害にあったクルマでも、費用をかけて処分する以外に方法はあります。それが「廃車買取」なんです。まずは専門のプロに相談しましょう。

水没時にすべき3つのポイント|車両保険加入の有無を確認|保険が効かない場合の予算決め|早く決断する

水没事故はスピードが勝負!!

クルマは精密機械です。
特に最近は、燃費や環境問題まで視野に入れた、最先端の技術を惜しみなく使ったハイテク車が続々登場し、人気を博しています。
ですが、そんな科学と知力を結集して開発された精巧な文明の利器でさえ、水没や冠水などの被害に逢えば、ひとたまりもなく、エンジンは故障してしまうことでしょう。むしろ、精巧であるがゆえに、修理も簡単にはいかなくなっており、少しの油断が致命傷となりかねないのです。
ですが、天災や事故を望む人はいませんし、いつ起こるかわからないものですので、どんなクルマであろうと、自動車を運転している限り、誰にでもその危険性はあるということになります。もし、あなたの愛車が、そのような被害にあってしまったらどうしましょう。まずは落ち着きましょう。そして人体の安全を確保したら、次に車において迅速な対応が必要です。
ポイントとしてはまず、車両保険の加入の有無を確認します。水没の事故に関しては次回からの保険の等級も変わらないはずなので、水没に対応している保険に加入している場合は迷わず使うことをおすすめします。
しかし問題は保険が効かない場合です。ここでの注意点は水没の被害にあったクルマの修理費は、基本的に高額になると考えて間違いないため、予め予算を決めておくべきだと言うことでしょう。
そしてもうひとつ、これが最大のポイントになりますが、「早く決断をする」とういうことです。ボディーなどもそうですが、より深刻なのは、エンジンを含めたクルマの走行に深く関係した精密部品の方で、これらは時間が経てば立つほどサビなどによって被害を広げてしまう危険があるんです。つまり、被害にあってしまったら、保険でどれくらい負担してくれるかを確認し、持ち出しの修理費は「○○万円まで」と決めて、迅速な処置でクルマの修理費を見積もり、判断する必要があるわけですが、いくら最善を尽くしても、良い結果が得られるとは限りません。そんな時は、残念ですがクルマを処分を考えなければなりません。ですから万が一愛車が水没被害にあってしまったら、動揺してしまう気持ちもわかりますが、後で後悔しない処置を取るように心がけましょう。

修理不可の水没車は「廃車買取」へ

水没や冠水による被害によって故障してしまった自動車の修理費が、新しくクルマを購入するのと変わらない、もしくは修理自体が不可能なケースでは、クルマを処分、つまり「廃車」にする必要がありますが、たとえ水没被害にあった自動車でも、買い取ってもらえるお店もありますので、諦めてはいけません。自分で処理しようと思ったら、手間や費用など、多くの負担がかかりますが、水没車を含めた不動車の買取を積極的に行なっている業者に依頼すると、最悪でも無料で引取りや手続きを代行してくれます。お世話になったクルマは戻って来ませんし、実際に水没事故にあった方の心労は計り知れません。だからこそ、少しでも負担を軽くするためにも、まずは相談してみましょう。
きっとあなたの力になってくれる会社が見つかるはずです。